この記事では、下記のことについてまとめています。
● おかいつ エンディングソング「きんらきらぽん」とは?
● おかあさんといっしょ「きんらきらぽん」の歌詞
● きんらきんぽんが泣けると言われる4つの理由
● おかあさんといっしょおすすめ動画サービス
おかあさんといっしょED「きんらきらぽん」!その歌詞は?
Eテレの「おかあさんといっしょ」では、番組の最後にエンディングソングをみんなで歌ってさよならをします。
現在のエンディングテーマは「きんらきらぽん」です。
そんなおかあさんといっしょの「きんらきらぽん」について、詳しくご紹介します。
「きんらきらぽん」の歌詞や意味を知ると、本当に泣けます・・・!
きんらきらぽんは9代目エンディングテーマ
「きんらきらぽん」は2022年4月から歌われており、おかあさんといっしょでは9代目となるエンディングソングです。
【きんらきらぽん】
作詞:斎藤陽道
作曲:牧野奏海
作詞は写真家でプロレスラーでもある、斎藤陽道さんが担当されています。
また、作曲の牧野奏海さんは、「はらぺこカマキリ」「まほうのくつ」「こんやこんにゃく」「いえ イェイ!!」などの作曲も担当されています。
きんらきらぽんの歌詞
そんな「きんらきらぽん」の歌詞は、こちらです。
てとて にぎろう ぎゅっぎゅっ
もっともっと ぎゅっぎゅっ
これなんだ ともだち
きんらきら あったかい
きんらきんぽん きんらきんぽん
きみもぼくも わたしもみんな
きんらきんぽん きんらきんぽん
だいすきないろ みつけた
りんりん はなとゆれて
るるる るるる
とっとっと かぜとおどろう
あっはっは あっはっは
あおぞらへ ジャンプ(えいやっ)
みんなのほし かがやかそう
ぱっぱっぱっぱ
おーい あしたよまっててね
ちからいっぱい
ぽんぽんぽん
ひかって ぴっかり
さんさんさん
きんらきんぽん
わらって またあおう
きんらきんぽんが泣けると話題の4つの理由!歌詞に込められた意味
そんなおかあさんといっしょの「きんらきらぽん」は、ネット上では「泣ける・・・」と話題です。
その理由を解説します。
1, 作詞はろう者の斎藤陽道さん
画像引用:齋藤陽道【写真家】
「きんらきらぽん」の作詞を担当したのは、斎藤陽道さんです。
斎藤陽道さんは先天性の感音性難聴を持って生まれ、普段は奥さんや子どもたちと手話で会話をされています。
そんな斎藤さんのエッセー本を読んだ、おかあさんといっしょを担当する山中康祐プロデューサーが、子どもに手話で語りかける様子や優しい文体が印象に残ったことで、斎藤さんにエンディングテーマの作詞を依頼したそうです。
斉藤さん自身は作詞は初めてで、2~4歳向けということもあって当初は苦労したそうです。
その時に「聞こえる人のことを考えすぎるのはやめよう。ろうとしてのぼくが、子どもとの生活のなかでよく使う言葉や仕草を見つめ直そう」と考え直したそうです。
斉藤さんならではの独創的な言葉を紡いでいった結果、「きんらきらぽん」が完成したのです。
2, 手話バージョンも放送されている
「きんらきらぽん」が泣ける理由のもう一つは、手話バージョンが放送されていることです。
おかあさんといっしょで「きんらきらぽん」がエンディングテーマになってから、下記の2種類の映像が放送されるようになりました。
【「きんらきらぽん」の映像】
● お兄さんお姉さんが歌って踊る「通常バージョン」
● お兄さんお姉さんが歌詞を手話で表現する「手話バージョン」
作詞を担当した斎藤さんは長年聞き分けに苦労されたそうですが、手話に出会って初めて言葉を交わす喜びを感じる事ができたそうです。
そんな斎藤さんの経験から、お兄さんとお姉さんたちが手話をしながら歌う「手話バージョン」が放送されるようになりました。
この手話で歌うエンディングテーマは、「きんらきらぽん」が初めてです。
「手話バージョン」は2023年度は木曜日に固定で放送されていましたが、2024年度は土曜日に放送されています。
3, 「きんらきらぽん」の「ん」に込められた想い
おかあさんといっしょで「きんらきらぽん」が放送さればかりの頃、多くの人が「なんで『きらきらぽん』ではなく『きんらきらぽん』なんだろう?」と多くの人が思ったはずです。
「ん」が入っていることで、疑問に思う人は多かったはず。
実はこのことについて、斉藤さんは下記のように語っています。
「日本語で「きらきらぽん」と訳すことを思いついたが、『きらきら』だとちょっと早く流れてしまう気がしたんですね。
妻と子どもの表現をよくみると、最初の方にほんのちょっとタメがある。
このタメを『ん』と捉えて、『きんらきら』としました」
引用:https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/life/61728/
ろう者の斎藤さんならではの気付きで、「ん」を加えた「きんらきらぽん」になったそうです。
日頃から口の動きをよく見て会話をしている斎藤さんだからこそ、気づけたポイントなのでしょう。
「きらきらぽんの方が馴染みがある」と思ってしまう私たちですが、斎藤さんが歌詞に込めた想いを知ると、とても愛のある歌詞であることに気づけます。
4, 耳の聞こえない子供の親たちから感謝の言葉が
おかあさんといっしょで「きんらきらぽん」の手話バージョンが放送されると、耳の聞こえない子供の親たちから「子どもが手話を発見して喜んでいた」と、NHKに感謝の言葉が寄せられたそうです。
また、「きんらきらぽん」で初めて手話を知り、興味を持った子どもも多いそうです。
おかあさんといっしょの「きんらきらぽん」を通して、多くの子供たちが自然に手話に触れています。
さらにそれがまた、子どもたちの世界を広げているのです。
おかあさんといっしょ「きんらきらぽん」外ロケの撮影場所はどこ?沖縄県糸満市の噂も?
おかいつ「きんらきんぽん」は歌詞の意味を知ると泣ける
おかあさんといっしょの「きんらきらぽん」は、様々な理由からとても泣ける1曲になっています。
【「きんらきらぽん」が泣けると言われる理由】
● 作詞はろう者の斎藤陽道さん
● 手話バージョンも放送されている
● 「きんらきらぽん」の「ん」に込められた想い
● 耳の聞こえない子供の親たちから感謝の言葉が
「きんらきらぽん」の歌詞の意味や、作詞の斉藤陽道さんのことを知るととても愛のある歌であることに気づけます。
耳の聞こえる子も聞こえない子もみんな一緒に楽しめる歌が、おかあさんといっしょで放送されるのは素晴らしいことです。
そして番組の最後にみんなで一緒にさよならができると思うと、思わず泣けてしまいます。
全ての子供達のためにも、「きんらきらぽん」は今後も長く放送されてほしい1曲です!
おかあさんといっしょ 歴代のエンディングソングまとめ!時代ごとの最後の曲一覧
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